こどもの日。

こどもの頃。この日に、近くの街まで汽車でおばあちゃんが買い物に連れて行ってくれるのがいちだいイベントだった。そこはいつもは母親と車で行く街だったので、汽車で行くという非日常感もよかったし、食堂で母親だったら絶対に許してくれないクリームソーダを飲めるのも最高だった。あの狭い街で他になにをしたか覚えていないんだけれども、こどものわたしといもうとにとってはスペシャルな一日だったのです。一体いつからあのイベントをやめたんだっけ?たぶん、もう行かないって自分たちから言ったのだと思うんだけれども、大人になるまでずっと一緒に行ってあげればよかった。せめて14,5歳くらいまで。うん。こどもって本当にばかだ。こどもの時代は二度と戻ってこないのにね。