嫌いな人がいないというはなし。

あかしやさんまさんは嫌いな人がいないそうだ。なので、嫉妬をしない、とテレビで言っていた。自分が好きすぎてかどうなのか、ほかの人がきにならない、とのこと。うらやましくてほえーってなった。ちっさな嫉妬や大きなジェラシーに苛まされている自分がいまだにあらわれることに日々気づいて、いくつになったら、こういう気持ちがなくなるのかなぁと、そういう気持ちを抱えるたびにとほうにくれる。おとなになったら余裕しゃくしゃくで、そういう気持ちにはもっと寛大になると思っていた。でも違った。醜いくらいに胸がぎゅっと苦しかった。そんな気持ちがとんでもないかんちがいだったりした日には、実体のないものに捉われてしまうわたしって・・って哀しくなってしまうのですよ、じっさいのところ。はい。そして、それというものは、対象が具体的になればなるほど扱いにくくなり、対象があいまいで抽象的であればあるほど、自分とは関係のないようなことのように思えるんだなぁと知った。どうであれ、事実はひとつなのに不思議な話。そして哀しいはなし。人は、というかわたしは思い込みで生きているようだ、多くの部分を。どうやら。やれやれ。