遅れてきた冬には

だれかと一緒に黙って眠りたいものだ、と思いながら、ひとりでてくてくと帰宅。サイリウムヌードルなどとちょろっと体に気づかったふりをして、深夜の夕食。恋人さんには会えない日が続き、平気なのか、平気じゃないのか、これが普通なのかよくわからなくなる。でもこれがわたしたちの温度感。
選ぶこと、選ばれること、好きだと思うこと、好きだということ。それから、その先。答えのだせない自分をもてあましていること。そもそも答えをだすのはわたしなのだろうか。わたしにには、荷が大きすぎる。そして、答えは出すものじゃなくて、出るものなんだよなぁ。しかし、そこには意思は確実に必要で。キャンベルのインスタントスープとナックルをもしゃもしゃしながら、昼過ぎのブランチ。ひとりで過ごすのもひさしぶり。